- しぶ
- I
しぶ【使部】律令制の太政官や八省以下の役所で雑役に従事した下級役人。 つかいべ。IIしぶ【四分】十分の四。 よんぶ。III
「~六分に分ける」
しぶ【四部】(1)四つの部分・部門。「混声~合唱」
(2)中国で書物を四つに分類した, 経・子・史・集の総称。IVしぶ【市部】その都道府県内で市制をしいている地域。 市に属する地域。→ 郡部Vしぶ【師部・篩部】植物の維管束のうち, 師管・伴細胞・師部繊維・師部柔組織から成る組織。 養分の通路となる。 靭皮(ジンピ)部。 ふるいぶ。→ 茎VIしぶ【支部】本部の統括のもとに, 本部から分かれて活動する機関。VIIしぶ【渋】(1)渋い味。 渋み。(2)渋みの成分。 植物界に広く分布し, 未熟な果実や種子に特に多い。→ タンニン(3)柿渋。「~を引く」
(4)液体に溶けていた物質が, 沈殿したり, ほかのものについたりしたもの。「茶~」
(5)物からしみ出た赤黒い液。(6)割に合わないという不平や不満。「~の出るやうな乱暴もして歩かぬが/歌舞伎・天衣紛」
~が抜・ける洗練される。 あか抜けする。 また, 世慣れている。「~・けた女房を持ち/人情本・恩愛二葉草」
~を食・う割に合わない目に遭う。 小言や苦情を言われる。VIII「~・つて縛られてもつまらねえ/滑稽本・八笑人」
しぶ【祠部】神祇官(ジンギカン)の唐名。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.